小児科 pediatrics

小児科 pediatrics

当院の小児科の特徴

小児科医による診療

当院の小児科では原則として小児科医による診療を行っています。そのため、かぜ症状からアレルギー、子育てに関するお悩みなど、幅広く対応が可能です。必要に応じて近隣の高次医療機関とも連携して診療を行って参りますので、まずは一度お気軽にご相談ください。

土日の午後も診療

お休みになるクリニックが多い土日の午後ですが、当院小児科では通常通り診療を行っています。

アリオ北砂にあるクリニック

待ち時間や受診前後のお買い物が可能です。同フロアにアカチャンホンポもございます。

 

※小児科は原則として中学生までを診療対象としております。高校生以上の方は内科の受診をお願いいたします。

医師紹介

火曜日~土曜日、第二日曜日担当
月曜日担当

受付時間

10:00-13:30 増田Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 院長
15:30-18:30 増田Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 田之上Dr 院長
  • [最終受付時間]平日 … 18:30まで / 土・日 … 17:30まで
  • [最終受付時間]平日 … 18:30まで
    土・日 … 17:30まで
  • [休診日]火・金・祝日

    ※:第二日曜日:田之上医師

子供のよくある症状と病気

子どものよくある症状

子どものよくある病気

乳幼児健診

乳幼児健診とは?行かないとどうなる?

乳幼児健診は「乳幼児健康診査」と呼ばれ、赤ちゃんの健やかな成長を確認するために自治体が実施する検査です。この健診では、発育や栄養状態の確認、病気の兆候がないかなどを調べます。
健診に行かないと病気の発見が遅れたり、栄養状態や発育状況の確認ができない可能性があります。さらに赤ちゃんの成長や健康の確認だけでなく、親御さんも育児に関する疑問や悩みを相談できるため重要な健診になります。
当院では6~7か月健診9~10か月健診1歳半健診を実施しております。

乳幼児健診の注意事項
  • 当院は予約制になっていますので、事前にご予約の上ご来院ください。
  • 江東区在住で受診票をお持ちの方が健診を受けられます。

※自費の健診をご希望の方はご相談ください。

乳幼児健診の持ち物は?
  • 乳幼児健康診査受診票(必須)
  • 母子手帳(必須)
  • マイナンバーカードもしくは保険証
  • 乳児医療証
  • 替えのオムツ

受診表は、健診の案内と一緒に自治体から送られますが、自治体によっては母子手帳と一緒に受診表をまとめた冊子を渡すこともあります。また、子どもが快適に過ごせるように、水分補給用の飲み物やおむつ、おしりふき、おもちゃなども持参すると安心です。
健診に必要なものについては、自治体からの案内に記載されているので、事前に確認しておくことをお勧めします。
お子さまに関して気になる点があれば、母子手帳にメモしておくと、健診の際にスムーズに質問できるでしょう。

健診内容
  • 健診アンケート問診表の記入
  • 体重・身長・頭囲、胸囲の測定
  • 全身の診察
  • 月齢、年齢に相当する発達のチェック
  • 栄養相談・生活指導・事故防止の指導・予防接種の進め方の相談
6~7か月健診

基本的な診察に加え、運動や知能の発達や歯の生え具合、離乳食の進み具合などをチェックします。斜視や停留精巣、ヘルニアなどの病気がないかも確認します。

9~10か月健診

この時期は周囲への関心をもつようになり、行動の幅が広がります。つかまり立ちやハイハイなどの運動機能の発達具合もチェックします。

1歳半健診

基本的な診察に加えて、生活習慣や心の発達などもチェックします。調節性内斜視、間歇性外斜視、軽度難聴など言葉の発達についても確認します。

乳幼児健診の費用

自治体で実施される乳幼児健診は公費負担のため、すべて無料になります。 指定された期間外や、任意で健診を受けられる場合は自費になるケースもあります。

※自費の健診をご希望の方はご相談ください。

小児予防接種

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日
子宮頸がんワクチン(HPV)

ヒトパピローマウイルス(HPV)は複数の遺伝子型を持ち、主に性交渉を通じて感染します。特に、子宮頸がんの原因となる16型・18型は若年層が感染しやすく、女性の約80%が自覚のないまま感染と自然治癒を経験するとされています。感染リスクを減らすためにも、性交渉を経験する前のワクチン接種が望ましく、原則として中学3年生までに3回の接種を完了することが推奨されます。

五種混合ワクチン

従来の四種混合ワクチンにヒブワクチンを加えた、「五種混合(DPT-IPV-Hib)ワクチン」の接種がスタートしています。 DPT-IPV-Hibは、ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ(IPV)、ヒブ(Hib)を意味します。これらの感染症を防ぐためにとても大切なワクチンですので、生後2ヶ月以降になるべく早く接種することを推奨します。

B型肝炎

日本では毎年約100万人が新たにB型肝炎を発症するとされ、決して珍しい疾患ではありません。特に乳幼児期に発症しやすく、慢性化すると将来的に肝硬変や肝臓がんのリスクが高まるため注意が必要です。
予防のため、生後2か月以降にヒブ、ロタウイルス、小児用肺炎球菌ワクチンなどと同時に接種することが推奨されます。

水疱(水ぼうそう)

水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると、水ぼうそうを発症し、重症化すると肺炎や脳炎、とびひを引き起こす可能性があります。
そのため、お子さまが1歳になったら速やかにワクチンを接種しましょう。なお、1回の接種では十分な免疫が得られにくいため、2回の接種が推奨されます。

おたふくかぜ

「おたふくかぜ」として知られる感染症で、耳の後ろにある耳下腺が腫れるのが特徴です。
無菌性髄膜炎、精巣炎、脳炎、難聴などの重い合併症を引き起こす可能性があり、特におたふくかぜによる難聴は治療が難しいため注意が必要です。
そのため、お子さまが1歳になったら、できるだけ早くワクチンを接種することをおすすめします。

日本脳炎

日本脳炎ウイルスは、豚の体内で増殖し、蚊を媒介してヒトに感染します。感染しても発症することはまれですが、一度発症すると致死率が高く、重篤な病気となるため注意が必要です。
ワクチンの普及により日本国内での発症は少なくなりましたが、毎年わずかに報告されており、ウイルスを保有する豚も一定数いると考えられています。また、アジア諸国など海外では多くの患者が報告されているため、感染リスクを抑えるためにも、3歳になったら速やかに接種を開始することが重要です。

二種混合

混合ワクチンのうち、ジフテリア菌破傷風菌に対する免疫を強化するためのワクチンです。
また、百日咳菌への免疫も同時に高める目的で、三種混合ワクチン(DPTワクチン)への置き換え接種も推奨されています。ただし、この場合は自費での接種となります。

小児用肺炎球菌

当院では肺炎球菌ワクチン「プレベナー20」を使用しています。
肺炎球菌は鼻やのどに常在し、血液に入ると細菌性髄膜炎や細菌性肺炎を引き起こすことがあります。これにより、死亡や重い後遺症が残る可能性があり、また、重度の中耳炎の原因にもなります。
接種のタイミングは、生後2~6ヶ月に接種を開始する場合、全4回の接種が推奨されます。
1~3回目は4週以上の間隔を空けて接種、3回目から60日以上あけて、生後12~15ヶ月に4回目の接種を推奨しています。
※生後7ヶ月以上に接種を開始する場合は、接種回数について医師に相談してください。
接種対象は2ヶ月~5歳までとなります。

ロタウイルス

ロタウイルスは嘔吐や下痢を伴う胃腸炎を引き起こすウイルスです。
胃腸炎の原因となるウイルスは複数ありますが、ロタウイルスは特に重症化しやすいとされています。激しい嘔吐や下痢により水分補給が難しくなり、脱水症状を引き起こすリスクが高まります。
5歳までにほとんどの子どもが一度は感染するとされ、強い感染力を持つため、保育園などでは急速に拡大する可能性があります。
ロタリックスは1回目を生後6週以降、2回目を生後24週までに完了させることが推奨されています。接種時期を過ぎると、効果が減少するため、できるだけ早期に接種を開始することが重要です。

MR(麻しん風しん混合)ワクチン

MRワクチンは、麻しん(はしか)と風しんの感染を防ぐ混合ワクチンです。麻しんは感染力が非常に強く、肺炎や脳炎を引き起こすことがあり、まれに命に関わることもあります。風しんは、妊娠初期の女性が感染すると、胎児に心臓や耳・目の障害が出る先天性風しん症候群を引き起こすことがあります。MRワクチンは予防効果が高く、重い合併症を防ぐためにも、お子さまが1歳になったら速やかに1回目を、そして小学校入学前の年に2回目を接種することが大切です。

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